「何を仕事にしたら良いかわからない」「自分に合う仕事がわからない」ー 仕事選びが難しい3つの理由
こんにちは、おしごと雑伎団です。
このブログは、就職、転職、サイドビジネスからスキルアップ。余暇、ライフ・ワーク・バランス。企業の人材採用の周辺などなど、仕事に関わる情報を発信し、人生を「豊かに」、そして「たくましく」生き抜くためのライフハックブログです。
「自分に合う仕事が分からない」「自分は何をしたらいいのか分からない」わたしに相談する悩みのほとんどはこの2つです。
そして、そう相談する人の話を更に聞いていくと「自分に合う仕事が分らない、何をしたら良いのか分らない自分って駄目な人間だ」と思い悩んでいるのです。夢や目標がある人やそこに向かって努力をしている人が眩しく見えて、夢や目標が無い自分に焦りを覚えたり、「駄目な人間だ」「どうせ自分なんて…」と自己否定をしたり…。
そんな相談者にわたしはこう言っています。
「大丈夫です!」
どうして「大丈夫」だと言うと、まだ、やりたいことや、自分に合った仕事に出会っていないだけだからです。
「やりたいこと」や「自分に合う仕事」を持って生まれて来た人なんていません。
だから、いま「やりたいこと」や「自分に合う仕事」が分らない人は、まだ出会っていないだけなんです。中には、もうすでに出会っているけれど、「自分には無理だ」とあきらめていたり、無意識のうちに、鍵をたくさんかけて「封印」している人もいますし、うっかり忘れている人だっています(そんな人には自己分析をおすすめします)。
仕事選びも出来ない駄目な人間だから、難しいのでは無いのです。
今回は、どうして仕事選びが難しいか、その理由をお話をしていきます!
仕事選びが難しいのには理由がある
人は、どんな小さなことでも何かを決める時(意志決定)には、知らず知らずのうちに、自分の過去や周囲の状況を必ず振り返っています。
人は何かを決める時、自分の過去を振り返っている
例えば…
- しばらくラーメンを食べていないから(過去)、ラーメンを食べに行こう(意志決定)
- 今日は寝不足だから(過去)、今夜は早く寝よう(意志決定)
- ◯◯がセールをやっているから(周囲の状況)、新しい洋服が欲しい(意志決定)
大きな決断だけでなく、日常生活の小さなことも、自分の過去を振り返って決めています。
良い習慣を身につけると良いと言われるのも、この理由によるものだと、わたしは思っています。
では、仕事はどうでしょう?
仕事選びが難しい理由は、その仕事をやったことが無い(経験が無い)からなのです。
履歴書の添削指導をする時、皆さん同じこと言います。
「志望動機が書けない」と。
その仕事を選んだ理由である「志望動機」が書けない原因のほとんどは、過去の経験が無いことが原因です。
(もちろん、やったことの無い仕事でも志望動機を上手に書く「コツ」がありますが、それはまたの機会でお話をしますね)
経験が無いことを決めることは難しい
そして、仕事選びが難しい理由がもう一つあります。
それは、人は見えないもの、知らないものは選べないということです。
人は見えないもの、知らないものは選べない
例えば、Aさんに合った仕事があったとしても、Aさんがその仕事のことを知らなければ、Aさんは、その仕事を選ぶことは出来ません。
そしてAさんは「自分に合う仕事が分らない…」と悩み続けているのです。
世の中にはたくさんの会社があり、多くの仕事の種類があります。
【参考】
会社数は参考までですが、民間の事業所数だけでも、全国に557万社以上あり、その中で東京証券取引所の第一部に上場している会社だけでも2千社以上あります。その全てを知ることなんて到底不可能なことですが、わたし達が知っている会社や仕事なんて、ほんの一部なのです。
- 日本の民営事業所数(2016年総務省統計局):5,578,975社
- 東京証券取引所第一部上場企業数(2020年7月10日現在):2,171社
あなたにぴったりの会社や仕事のことを知らないだけなのかもしれません
そして、更に仕事選びを難しくしている理由があります。
仕事や会社に対するイメージは人それぞれ違う
仕事に対するイメージは人それぞれ違います。
コツコツとした仕事が苦手な人に、コツコツと行う仕事の相談をしても、無駄な相談に終わってしまいます。
仕事に対するイメージが人それぞれ違うという当たり前のことも何かを決める時には、その理由が欲しいがために、「友だちが、あの仕事はキツイと言っていたから」という理由で、あきらめて(応募しないという決断)しまったりする方も多いのではないでしょうか?
新卒者など、若年層の支援の現場では、保護者の意向が大きく職業選択に反映をします。
保護者の勧めで、応募を決めた。または、反対しているという理由で、せっかくの内定先を断ってしまったという話は多く聞きます(俗に「親ブロック」などと言います)。
でも、繰り返しになりますが、仕事や会社に対するイメージは人それぞれ違います。
実際に働くのは、友人でも保護者でもありません。
実際に働くのは、あなた自身なのです。
自らその仕事や会社のことを調べること(企業研究)が重要です。
また、どうしても相談をしたい時は、ハローワークや就労支援施設のキャリア・コンサルタントなどの専門家に相談をすることが良いでしょう。
相談する人を間違えてはいけません。
気なる仕事や会社があったら、悩む前に応募すること
応募をすることで、職業や企業研究を短い時間で行うことができますし、面接の場で詳しく話を聞いても良いのです。合同企業説明会へ出かけて行くのも良いでしょう。
※新型コロナウィルスの感染予防対策で、ZOOMなどを使ったWEB合同企業説明会も多数行われています。
応募する前に悩まず、悩むのは、内定をもらってから悩みましょう。
まとめ
・人は見えないもの、知らないものは選べない
・仕事や会社に対するイメージは人それぞれ違う
今回は、職業選択が難しい3つの理由についてお話をさせていただきました。
決して、何をして良いのか分らない自分を責めないでくださいね。
みなさんは大丈夫です!
必ず自分に合った仕事に出会うことができます。
合わないなぁと思っている仕事だからこそ、うまくやっている人を、わたしはたくさん知っています。自信過剰にならず、丁寧に、そして努力をしている人たちです。
それぐらいで実は丁度良いのかもと思う、今日このごろです。
↓ポチってしてくれたら、とっても嬉しい♪ (*≧∀≦*)
にほんブログ村
人気記事おしごと雑伎団とは