いまから始める転職活動のスケジュールとポイント
こんにちは、おしごと雑伎団です。
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4月に転職を考えていたけれど、今からの転職活動では遅いと悩んでいませんか?
最近は、通年採用する企業も増え、4月入社の求人件数が特に多いということもありません。
むしろ、4月は人事にとって新入社員の受け入れもあり、あえて、4月入社の中途採用を行わない企業もあります。
中途採用は、即戦力を求めていることが多く、入社までの期間が長い場合は、採用を躊躇する企業もありますが、通常は、2ヶ月程度の引継ぎ期間は、問題なく、理解を示してくれます。
つまり、転職活動の開始は「あなたが、転職活動を始める」と決めた時から、いつでもスタートをして良いのです。
では、実際に転職活動はどのようなスケジュールで行われているのでしょうか?
今回は、転職活動のスケジュールとポイントについて解説をいたします。
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⒈ 準備期間 (1~2週間)
準備期間は、これからの自分の転職活動の方向性を決める、文字通り「準備」の時期です。
転職活動に踏み切る前から、色々と考えていた方もいらっしゃるかもしれませんが、最低限、次の3つのことは確認しておきましょう。
- 自分のキャリアの強み
- 転職の目的
- 転職エージェントへの登録
1つ目の「自分のキャリアの強み」とは、これまでに身につけたスキル、成功事例、数値で表せる実績などです。成功事例だけでなく、失敗したことも整理しておいた方が良いでしょう。
失敗は仕事に挑戦した証拠です。
大切なことは、その失敗の原因を把握し、どのような改善策をとり、そこから何を学び、それをどう活かしてきたか?ということです。面接時の質問にも失敗経験を聞く採用担当者は多く、失敗からどう学び、成長したことは、アピールポイントにもなります。
2つ目の「転職の目的」とは、この転職は、何を解決、改善するための転職なのかを明確にすることです。
「キャリア・アップ」「年収アップ」「仕事のやりがい」「ワーク・ライフ・バランス(残業を減らす)」など、何を解決・改善するための転職なのかを、明確にしておきましょう。
転職理由も面接時には必ず聞かれる質問です。
例えば、単に「キャリア・アップのため」ではなく、キャリア・アップをしたい理由や、いまの職場で実現出来ないと判断した理由などを、自分の言葉で伝えられるように準備しましょう。
以上の2つは、転職活動中、様々な迷いが出た時の指針になります。
準備期間に、じっくりと考え、手帳などに記載しておきましょう。
そして、最後に転職エージェントへの登録です。
もちろん、ひとりで転職活動をすることもできますが、早く確実な転職をするために、転職エージェントの持つサービスや求人を利用しない手はありません。費用は無料で、次に記載している「準備期間中にやっておきたいこと」への対応もしてくれる転職エージェントを選べば一石二鳥です。
その他 準備期間中にやっておきたいこと
- 転職市場予測
- 適正診断
- 希望の業界・職種の転職マーケット研究
- 求人情報の収集
⒉ 応募 (1~2週間)
次に、応募する会社を選ぶ期間です。
納得できる転職をした、転職成功者と言われる人でも、1社の内定を得るのに20社近くの応募をしています。
ここでのポイントは2つです。
- 少しでも興味のある求人はできるだけ多くリストアップしましょう
- そして、複数の会社を並行して応募しましょう
複数の会社を比較検討しながら判断していくと、最終的に就職を決める時に納得感も得られます。
何よりも、企業の採用活動は想像以上に早く進みます。
ですから、後から応募しようと思っている間に、既に募集が締め切られていることがあります。
応募する段階で悩むのではなく、内定をもらってから、「行く」「行かない」を決めましょう!
その他 応募の期間中にすること
- 求人情報の収集
- 応募書類の作成
- 面接準備
あなたに合った求人情報の提供や応募書類のチェック、面接準備も、転職エージェントなら親身に相談にのってくれます。
⒊ 面接 (1~2週間×応募社数)
面接が設定される時期です。
複数の企業への応募を同時並行に進めることになりますので、会社に勤めながら転職活動している人はここが、踏ん張りどころです。
ここでのポイントは
- 一度決めた日程を後で変更することのないように日程調整しましょう
- 面接の準備を周到に行いましょう
全ては、スケジューリングが肝となります。
面接は対等の立場です。
自分が質問されるばかりではなく、応募する企業の、生の確実な情報を得られる絶好の機会です。
こちらからの質問の場は、必ず設けられます。
応募する企業の情報を事前に収集し、仕事内容について何を知りたいか?そして、どんな聞き方をすれば的確な答えが引き出せるか、事前に周到に準備をして、面接に臨みましょう。
ぶっつけ本番ではなかなか選考通過できません
その他「面接」にむけて準備をすること
- 面接のシミュレーション(面接練習)
- 想定質問への回答集の整理
- 身嗜み、持ち物(髪型、服装、手帳、靴、鞄)
あえて、本命の企業以外で面接を先に行うことで、本命企業の面接に対する予習を行うという荒技もあります
転職エージェントなら、面接に対するアドバイスや過去の質問情報なども持っています
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⒋ 内定 (1週間)
内定が出たら入社するかどうか、指定の期日までに回答します。
よくあるケースは「本命企業の結果が出るのが来週なので、その後に回答したい」と回答期限をのばしてもらえないかと打診するケースです。その打診をすること自体で内定取り消しになる可能性もありますので、おすすめできません。
「⒈準備期間」で、明確にした「自分のキャリアの強み」「転職の目的」に照らして判断しましょう。
自分の転職の目的は何か?原点に立ち返って、決断をしましょう!
⒌ 退職(引き継ぎ) (1〜2ヶ月)
今の会社に退職する旨を伝えます。
一般には退職1カ月前を目安に直属の上司に伝えます。
就業規則で退職のルールが決まっていることが多いので、転職活動の早い時期に確認しておきましょう。
今の自分の業務の後任者を決めてもらい、引き継ぎを行います。
また、強く慰留されることが、想定される場合や、今の業務の後任者が決まらないなど、退職交渉がスムーズにいかないことが想定される場合もあります。
そういった場合は、2ヶ月前などに、直属の上司に退職を考えていることなどをほのめかすなど、早めに伝えておくと良いでしょう。
後任者が決まらないなどで退職交渉がスムーズにいかない場合、業務内容をマニュアルにまとめて、いったん上司に業務を引き継ぐなど、善後策をとります。
決して転職先の入社日を変更することのないようにしましょう!
まとめ
転職活動のイメージはつきましたでしょうか?
自分自身の希望と見合う求人と出会うのは、タイミングの問題もありますが、転職をすると決めてから多くの求人と接することも必要です。
ひとりで確認できる量には限りがあります。
転職エージェントなど、転職をサポートしてもらえる様々なサービスを利用して、転職活動を効率的に進めましょう!
また、身近にあるハローワークも転職者のサポートのため、夜間延長をしていたり、土曜日に相談窓口を開いているところもあります。ぜひ、身近なハローワークなどもあわせて利用してみてはいかがでしょうか?
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